5年前から糖尿病の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
父が他界し、一人暮らしになった母は食事が不規則になり甘いものを多食していました。
特に菓子パンが好きで、夏はかき氷が欠かせません。
ある時から痩せてきて、顔色も悪くのどの渇きを訴え病院で検査すると「糖尿病」でした。
75歳になった母は薬を飲んでいれば大丈夫と食事もさほど変化なく過ごしていました。
ある時から、全身の痒みを訴え出し「これ以上薬が増えるより体質改善しよう」と母と一緒に漢方相談することにしました。
「とにかく食事療法しましょう」と丹念にその必要性を訴えられました。
先生は腸尿病療養指導士の資格もとり、病院の処方薬も詳しく説明してくれました。「皮膚症状は内臓からのメッセージ」と、血糖値のコントロールも視野にHbA1cを6.4~7位に安定したいとのことでした。
6.4より低いと薬物療法では低血糖になりやすく、最近は下限を設けるようになったそうです。
同時に皮膚の痒みを改善する漢方薬を選んでもらいました。
1ヶ月飲んで、母は喜んでいます。
まず痒みが軽減したことと、血糖値が下がったことに気を良くしたからです。
食事療法をすることで、薬も不要になるのではと喜んでいます。
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